会場爆笑 政界の「3A+1K」安倍・麻生・甘利・岸田4氏の話の応酬に150人の議連大盛況 自民党人事へ思惑も

自民党の岸田前政調会長が11日に立ち上げた、「新たな資本主義を創る議員連盟」での、安倍前首相・麻生副総理・甘利税調会長のいわゆる「3A」と岸田氏のあいさつは、党内の政局も反映し、会場の大きな笑いを呼んだ。

岸田氏は冒頭にあいさつに立つと、「安倍前首相、麻生副総理、そして甘利税調会長、いわゆる3Aそろい踏みであります。3Aの皆さまには、のちほどごあいさついただくことにしているが、それに先立ち、私1Kの方からお話しさせていただきたい」と、あえて「3A」に言及したうえで、自らを「1K」と称し、会場を笑わせた。そのうえで岸田氏は、経済成長と分配を両立させ、持続可能性のある「新たな資本主義」を発信していきたいと意欲を示した。

続いてあいさつに立った安倍前首相は、「私と違って誠に円満なお人柄でありますので、岸田さんが言うんだったら一緒に勉強しようという方々が、きょうはたくさんお集まりいただいた」と笑いを取ったうえで、アベノミクスの成果や、成長と分配の好循環の重要性に言及した。さらに、この日の講師に渋沢栄一氏の玄孫が招かれていたことをふまえ、「渋沢栄一さんを一万円札にする決定をしたのは当時の安倍首相と麻生副総理だ」と強調しつつ、渋沢氏が主役の大河ドラマで安倍氏の地元の長州の描き方がちょっと一方的だと注文をつけ、爆笑をさらった。

その後にあいさつした麻生副総理は、「なんとなく、真面目に政策を勉強するという顔ばかりにはとても見えない顔がいる。政策より政局という顔が見える」と、政界では3Aがそろうことは二階幹事長をけん制する動きだとみられていることをふまえた発言でひと笑いを取った。

さらに、資本主義について考えるのはいいことだと強調し、「この会の趣旨を見ていたら、うかつに賛同すると財務省が飛び上がりそうなことも書いて、あっていかがなものかとも思ったが、私としてはこれは議連ですから、色んな意味でいいんじゃないか」と、財務大臣の立場と一国会議員の立場を使い分けた話で会場を笑わせた。

さらに甘利氏は、「3Aはアメリカではマイナーリーグじゃないかとおっしゃる方がいるが、AAAは格付けでは日本国債より上ですから。岸田先生の議連が、スタートの時点でトリプルAの格付けがついたということは、極めて幸先のいいスタートを切られたんだと思っている」と、3Aを自賛しつつ、岸田氏を持ち上げた。

安倍・麻生・甘利3氏の動きは、在任が長期にわかっている二階幹事長の交代、甘利氏の幹事長起用をにらんだ布石だとの見方もある一方、岸田氏にとっても安倍・麻生両氏は後ろ盾であり、この日の「3A+1K」のあいさつにも、秋の自民党役員人事をにらんださまざまな思惑が垣間見えていそうだ。

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Author: Z世代